GPUの割り当て変更は簡単?Windowsで快適にする5つの方法!

GPUの割り当て変更は簡単?Windowsで快適にする5つの方法!

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パソコンを使っていて、「なんだかアプリの動作が重いな」と感じることってありませんか?
もしかしたら、PCの力を上手く使い切れていないのかもしれませんね。

実は、グラフィックの処理を担当する部品の働きを少し整えてあげるだけで、ゲームや動画編集が驚くほどスムーズになることがあるんですよ。
これって気になりますよね。
実は多くの人が同じように感じているんですね。

この記事では、あなたのパソコンをもっと快適にするための設定方法を、わかりやすく順番にご案内していきますね。
この記事を読めば、きっと今よりもっとサクサク動くパソコンに出会えるはずです。
私たちと一緒に、快適なPC環境を作っていきましょう。

用途に合わせてグラフィックの処理を振り分けるのが正解です

用途に合わせてグラフィックの処理を振り分けるのが正解です

パソコンの映像を綺麗に映し出したり、複雑な計算を行ったりする部品のことを、GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)と呼びますよね。
このGPUには、大きく分けて「パソコンの頭脳(CPU)におまけとして付いているタイプ(内蔵GPU)」と、「単独で強力な処理ができるタイプ(外付けGPU)」の2種類があると言われています。

そして、今回のテーマである「GPUの割り当て変更」とは、主に次の3つのことを意味しているんですね。

  • どのアプリで、どのGPUを使うかを指定してあげること
  • 内蔵されているGPUが使えるメモリ(作業スペース)の量を調整してあげること
  • 複数のGPUがある環境で、特定のGPUだけを専門的な計算に使うように指示すること

なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、安心してくださいね。
要するに、「軽い作業には省エネな部品を、重い作業には力持ちの部品を割り当てる」という、適材適所の設定をしてあげるだけなんですよ。

たとえば、インターネットを見るだけのブラウザは省エネな内蔵GPUに任せて、最新のゲームや動画編集ソフトは力持ちの外付けGPUに任せる、といった具合です。
こうすることで、パソコンは無理なく効率的に働けるようになるんですね。

目的に合った設定が必要な理由とは

目的に合った設定が必要な理由とは

「わざわざ自分で設定しなくても、パソコンが勝手にやってくれるんじゃないの?」と思うユーザーさんもいらっしゃるかもしれませんね。
たしかに自動で振り分けてくれる機能もあるのですが、それでも自分で割り当てを変更したほうが良い理由がいくつかあるとされています。

Windowsの設定が使いやすく進化しているから

まず1つ目の理由は、私たちが普段使っているWindowsのシステム自体が、そういった設定をしやすいように進化してきているからです。
最近のWindows 10やWindows 11では、「グラフィックの設定」という画面から、アプリごとにどのGPUを使うかを細かく指定できるようになっているとされています。

昔は専用の難しいソフトを使わないとできなかったような設定が、今では標準の機能で簡単にできるようになったんですね。
せっかく便利な機能が用意されているのですから、私たちもこれを活用しない手はありませんよね。

ノートPCなどで2つのGPUを持つ機種が増えているから

2つ目の理由は、最近のパソコン、特にクリエイターさん向けのノートPCなどで、2つのGPUを搭載している機種が増えているからです。
バッテリーの持ちを良くするための「内蔵GPU」と、高い性能を発揮するための「高性能な外付けGPU」の両方を持っているパソコンですね。

こういったパソコンの場合、すべてを自動設定にお任せしてしまうと、「本当は高性能な部品を使ってほしいのに、省エネな部品が使われてしまって動作がカクカクする」といったことが起きてしまうかもしれません。
バッテリー持ちと性能の両立をはかるためには、ご自身でしっかりと役割分担を決めてあげることが大切なんですね。

専門的な分野でも細やかな設定が求められているから

3つ目の理由は、音楽制作や3Dモデリング、AIの学習など、専門的な分野でパソコンを使う方が増えているからです。
たとえば、音楽制作ソフトを販売している公式のヘルプページでも、WindowsでのデュアルGPU(2つのGPU)の設定方法について案内が用意されているほどなんですよ。

また、最近話題のAI(人工知能)の開発や機械学習などでも、「この計算はこっちのGPUに任せる」といった細やかな割り当てが必要になると言われています。
専門的な用途になればなるほど、自分の手で環境を整えてあげる必要性が高まってくるんですね。

実際のパソコンで設定を変更する5つの方法

実際のパソコンで設定を変更する5つの方法

それでは、ここからは具体的にどうやって設定を変更すればいいのか、一緒に見ていきましょう。
ご自身のパソコンの環境や、やりたいことに合わせて、必要な項目をチェックしてみてくださいね。

Windowsでアプリごとに指定する方法

一番手軽で、多くの皆さんにおすすめなのが、Windowsの標準機能を使ってアプリごとにGPUを割り当てる方法です。
Windows 10でもWindows 11でも、基本的な流れは同じとされていますよ。

まずは、キーボードの「Windowsキー」と「I(アイ)キー」を同時に押して、設定アプリを開いてみましょう。
設定画面が開いたら、次のような順番で進んでみてくださいね。

  • 「システム」という項目をクリックして、「ディスプレイ」を選びます。
  • 画面を少し下の方へスクロールしていくと、「グラフィック」または「グラフィックの設定」という項目があるので、そこをクリックします。
  • 「アプリケーションのカスタム設定」という画面が出たら、設定を変えたいアプリを一覧から選ぶか、「参照」ボタンから追加します。
  • アプリを選んだら「オプション」をクリックし、「省電力(内蔵GPU)」か「高パフォーマンス(高性能GPU)」を選んで保存します。

たったこれだけの手順なんですよ。
外出先でバッテリーを長持ちさせたいときは、ブラウザやOfficeソフトを「省電力」に固定しておくと安心かもしれませんね。
逆に、家でじっくりゲームや動画編集を楽しむときは、「高パフォーマンス」に割り当てておくことで、快適な動作を確保できるんですね。

NVIDIAの設定画面から優先度を変える方法

もしあなたのパソコンに「NVIDIA(エヌビディア)」というメーカーの高性能なGPUが入っている場合は、専用のコントロールパネルからさらに細かく設定することができます。
これもとっても便利なので、ぜひ試していただきたい設定のひとつなんですね。

パソコンのデスクトップ画面の、アイコンがない何もない場所で右クリックしてみてください。
メニューの中に「NVIDIA コントロールパネル」という項目があれば、そこから開くことができますよ。

  • 左側のメニューから、「3D設定」の中にある「3D設定の管理」をクリックします。
  • 「グローバル設定」というタブの中にある「優先するグラフィックプロセッサ」を探します。
  • ここを「高パフォーマンス NVIDIA プロセッサ」などに変更して、右下の「適用」をクリックします。

こうすることで、パソコン全体の基本設定として、高性能なGPUを優先的に使うように指示することができるんですね。
また、お隣の「プログラム設定」タブを使えば、Windowsの設定と同じようにアプリごとの指定も可能です。

さらに、専門的な計算(CUDAと呼ばれるもの)をどのGPUに行わせるかといった、プロ向けの細かな設定もこの画面から行えるようになっていると言われています。
Quadro(クアドロ)というクリエイター向けの特殊なGPUを使っているユーザーさんの場合は、「グラフィックスと計算の両方を使うモード」か「グラフィックス専用のモード」かを選べる項目もあるそうですよ。

パソコンの根幹(BIOS)でメモリの量を調整する方法

少しだけ上級者向けになりますが、パソコンの根幹である「BIOS(バイオス)」や「UEFI(ユーイーエフアイ)」というシステムを使って、内蔵GPUの能力を引き出す方法もあります。
これは、内蔵GPUが使うための「メモリ(VRAMと呼ばれる作業スペース)」の量を、手動で増やしたり減らしたりする設定なんですね。

パソコンを再起動した直後に、キーボードの「F2」「Delete」「Esc」「F10」などを何度かトントンと押すことで、この設定画面に入ることができると言われています。
メーカーによって押すキーが違うので、少し戸惑ってしまうかもしれませんね。

設定画面に入れたら、Intel製の内蔵GPUを使っているか、AMD製を使っているかで探す項目が少し変わります。
Intel製の場合は、「Advanced」や「Chipset」「Graphics」といったメニューの中にある、「DVMT Pre-Allocated」や「Graphics Memory」という項目を探してみてください。

AMD製の場合は、「Advanced」から「AMD CBS」「NBIO Common Options」と進んだ先にある、「UMA Frame Buffer Size」という項目を探すと良いそうです。
そこで、Autoになっている部分を、1GBや2GBといった具体的な数字に変更して保存し、再起動するんですね。

ただし、ここでひとつだけ大切な注意点があります。
内蔵GPUのためにメモリを増やすと、その分だけWindowsや他のアプリが使える全体のメモリ(RAM)が減ってしまうんですよ。
もともとのメモリ容量が少ないパソコンでこの数値を増やしすぎると、かえって全体の動作が重くなってしまうかもしれないので、1〜2GB程度にとどめておくのが無難とされています。

2つのGPUがある場合、どちらをメインにするか決める方法

デスクトップパソコンなどで、内蔵GPUと外付けGPUの両方が使える環境の場合、「どちらの画面出力をメインとして使うか」を迷ってしまうことがありますよね。
これも、先ほどのBIOS(UEFI)の画面で設定できることが多いと言われています。

もし「どうしても内蔵GPUのほうをメインとして優先したい」という場合は、BIOSの中で「Primary Graphics Adapter」などの項目を探して、それを「iGPU」や「Integrated」といった設定に変更します。
逆に、外付けの強力なGPUを優先したい場合は、「PEG」や「PCIe」といった設定を選ぶことが多いそうですよ。

機種によって英語の表現が違うので、少し難しく感じるかもしれませんが、マニュアルなどを確認しながらゆっくり探してみてくださいね。
こういった設定を一度しっかり行っておくことで、パソコンが迷うことなく、あなたが意図した通りの動きをしてくれるようになるんですね。

AI開発や機械学習などで計算用のGPUを指定する方法

最後に、プログラミングやAIの開発などをされている方向けの、少し専門的な割り当て変更についてもご紹介しておきますね。
最近は、自宅のパソコンでLLM(大規模言語モデル)を動かしたり、機械学習のチュートリアルを試したりする方も増えていると聞きます。

複数のGPUを搭載しているパソコンで、「この計算は1番目のGPUだけにやらせたい」といった場合は、WindowsやMac、Linuxの「環境変数」という機能を使って指示を出します。
たとえば、プログラムを動かす前に次のようなコマンドを入力するんですね。

  • export CUDA_VISIBLE_DEVICES=0

これは「0番のGPU(最初のGPU)だけを使ってね」という合図になります。
もし「1」と入力すれば、2番目のGPUを使ってくれるというわけです。

OllamaやPyTorch、TensorFlowといった有名なAIの仕組みを使うときにも、この指定方法がとても役立つとされています。
最初は暗号のように見えるかもしれませんが、慣れてくると「ここでどのGPUを使うか」を魔法のようにコントロールできるようになるので、きっと楽しくなってくると思いますよ。

少しの工夫でパソコンの潜在能力を引き出せます

少しの工夫でパソコンの潜在能力を引き出せます

ここまで、GPUの割り当て変更について、さまざまな角度からご案内してきましたが、いかがでしたでしょうか?
設定の場所は、Windowsの画面だったり、NVIDIAの専用アプリだったり、はたまたパソコン起動直後のBIOSだったりと、いくつかのレイヤーに分かれていましたよね。

すべてを一度に覚える必要はありません。
大切なのは、「今の自分のパソコン環境と、やりたい作業に合わせて、最適な設定を選んであげること」なんですね。
自分の使い方に合わせて適切な場所に処理を振り分けてあげるだけで、パソコンは驚くほど素直に、そしてパワフルに応えてくれるはずです。

今すぐできる簡単な設定から始めてみませんか

今すぐできる簡単な設定から始めてみませんか

「よし、設定を変えてみよう!」と思っていただけたでしょうか?
そう思っていただけたなら、私たちもとっても嬉しいです。

まずは一番簡単で失敗の少ない、Windowsの「グラフィックの設定」からアプリを指定する方法など、手軽にできるところから試してみてくださいね。
少しの設定を見直すだけで、「あれ、今まであんなに重かった動画編集がこんなにサクサク進む!」といった嬉しい発見があるかもしれません。

パソコンは、設定ひとつで表情を変える心強い相棒です。
もしかしたら、あなたのパソコンの中には、まだ目覚めていない潜在能力が眠っているかもしれませんよ。
きっと、今までよりもっと快適で楽しいパソコンライフが待っているはずです。
ぜひ今日から、ご自身の環境に合わせたカスタマイズに挑戦してみてくださいね。