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SSDのパーティション分割を戻すには?3つの安全な統合方法をご紹介!

SSDのパーティション分割を戻すには?3つの安全な統合方法をご紹介!

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パソコンを長く使っていると、「Cドライブの容量がいっぱいになってしまったから、分割してあるDドライブとくっつけて広く使いたいな」と思うこと、ありますよね。
または、新しく大容量のSSDに交換したのに、なぜか使えない「未割り当て」の領域ができてしまって、どうすればいいのか悩んでしまうこともあるかもしれませんね。
SSDのパーティション分割を戻すにはどうすればいいのか、なんだか難しそうで不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

実は、専用のツールやWindowsに最初から入っている機能を使えば、分割されたSSDを元の1つの状態に戻す(統合・結合する)ことができるんですね。
ただ、やり方を間違えると大切なデータが消えてしまうこともあるため、正しい手順を知っておくことがとても大切です。

この記事を読んでいただければ、あなたの大切な写真や思い出のデータを守りながら、安全にSSDの容量をまとめる方法がきっとわかりますよ。
一緒に手順を確認しながら、容量不足のストレスがない快適なパソコン環境を取り戻していきましょう。

SSDのパーティション分割を元に戻すことは可能なんですね

SSDのパーティション分割を元に戻すことは可能なんですね

「一度分けてしまったSSDの領域は、もう元には戻せないのかな?」と不安に思うかもしれませんね。
でも、安心してください。
SSDのパーティション分割は、正しい手順を踏むことで1つの領域に戻すことができるんですね。

パソコンを買ったばかりの頃は、システムを入れる「Cドライブ」と、データを保存する「Dドライブ」が分かれていると便利に感じることも多いですよね。
しかし、長く使っているうちにWindowsの更新プログラムや新しいアプリが増えていき、気づけばCドライブだけがパンパンになってしまうことは、私たちもよく経験することです。
そんな時、空いているDドライブの容量をCドライブに合体させることができれば、パソコンの動作も軽くなり、容量不足の警告メッセージに悩まされることもなくなります。

また、最近はパソコンの動作を速くするために、古いハードディスク(HDD)や容量の小さいSSDから、大容量の新しいSSDへ中身を丸ごとコピー(クローン)する方も増えていますよね。
その際、クローンソフトの仕様によって、新しいSSDの余った部分が「未割り当て領域」として取り残されてしまうトラブルがよく起こると言われています。
この未割り当て領域も、パーティションの分割を戻す(結合する)操作を行うことで、無駄なくしっかりと使い切ることができるようになるんですよ。

なぜパーティションの統合には細心の注意が必要なのでしょうか

なぜパーティションの統合には細心の注意が必要なのでしょうか

SSDのパーティション分割を戻すことは可能ですが、実は「ただボタンをポチッと押せば終わり」というわけにはいかないんですね。
操作を始める前に、どうしても知っておいていただきたい重要な注意点がいくつかあります。
なぜ注意が必要なのか、その理由を一緒に見ていきましょう。

データを失ってしまうリスクがあるからです

パーティションを結合する際、一番気をつけなければならないのが「データが消えてしまうリスク」です。
Windowsに標準でついている「ディスクの管理」という機能を使って分割を戻す場合、隣り合っているパーティションの片方を一度「削除」して、何もない「未割り当て」の状態にしなければならないんですね。

つまり、削除する側のドライブ(例えばDドライブ)に入っているデータは、すべて消去されてしまうということなんです。
「ちょっと結合するだけだから大丈夫だろう」と思ってそのまま作業を進めてしまうと、大切な家族の写真やお仕事の書類が二度と戻ってこない、なんて悲しいことになりかねません。
これって、すごく怖いことですよね。だからこそ、慎重に進める必要があるんですね。

事前のバックアップが何よりも大切なんですね

データが消えてしまうリスクを避けるために、私たちにできる一番確実な対策は「バックアップを取ること」です。
パソコン周辺機器の有名メーカーであるI-O DATAさんやELECOMさんの公式ガイドでも、パーティションの操作をする前には必ずバックアップを取ることが強く推奨されているとされています。

バックアップと聞くと少し手間に感じるかもしれませんが、今はUSBメモリや外付けのハードディスク(HDD)、またはGoogleドライブやOneDriveといったクラウドサービスなど、手軽にデータを保存できる方法がたくさんありますよね。
万が一、操作中に停電が起きたり、パソコンがフリーズしてしまったりといった予期せぬトラブルが起きても、バックアップさえあれば元の状態に戻すことができます。
「念には念を」の気持ちで、大切なデータは必ず別の場所にコピーしておきましょうね。

Microsoftの公式フォーラムでも注意喚起されています

最近、SSDを自分で交換する方が増えている影響で、パーティションの自動分割や未割り当て領域に関するトラブルの相談が多く寄せられているようです。
これを受けて、Microsoftの公式フォーラムなどでも、操作前のバックアップの重要性を強調するガイドラインが更新されていると言われています。
多くの人がつまずきやすいポイントだからこそ、公式でもしっかりと注意を呼びかけているのかもしれませんね。

誤操作でパソコンが起動しなくなる可能性も

もう一つ気をつけておきたいのが、間違ったパーティションを削除してしまうことです。
パソコンの中には、私たちが普段使っているCドライブやDドライブの他に、「システムで予約済み」や「回復パーティション」といった、Windowsを動かすために必要な見えない領域が存在しているんですね。

もし、パーティションを戻す作業の中で、誤ってこれらの重要な領域を消してしまったらどうなるでしょうか。
最悪の場合、Windowsのシステム(OS)が起動しなくなり、パソコンがただの黒い画面のまま動かなくなってしまうリスクがあるんです。
これって、想像しただけでも焦ってしまいますよね。

こうしたトラブルを防ぐためにも、作業を行う際は、マウスやキーボード以外の不要なUSB機器(USBメモリや外付けドライブなど)はすべてパソコンから取り外しておくことをおすすめします。
関係ないドライブを間違って操作してしまうのを防ぐための、ちょっとしたコツなんですよ。

SSDのパーティションを安全に戻す3つの具体例

SSDのパーティションを安全に戻す3つの具体例

それでは、ここからは実際にSSDのパーティション分割を戻すための具体的な方法をご紹介していきますね。
今回は、状況や好みに合わせて選べるように、3つの方法をご用意しました。
ご自身のパソコンの環境や、パソコン操作の慣れ具合に合わせて、一番やりやすそうなものを選んでみてくださいね。

1. データを守りながら結合できる「EaseUS Partition Master」

まず最初にご紹介するのは、専用の管理ツールである「EaseUS Partition Master(イーザス パーティション マスター)」を使う方法です。
このツールは、世界中で多くの人に使われている非常に人気のあるソフトウェアなんですよ。

なぜこのツールがおすすめかというと、ドライブの中にあるデータを消去することなく、安全にパーティションを結合(マージ)できるからです。
Windowsの標準機能だとどうしても片方のデータを消さなければならないのですが、このソフトを使えばその手間を省くことができるんですね。
大切なデータを移動させるのが面倒だと感じる方には、ぴったりの方法かもしれませんね。

非隣接のパーティションにも対応している優れものです

さらに素晴らしいのは、離れた場所にある(非隣接の)パーティション同士でもくっつけることができる点です。
例えば、「Cドライブ」と「未割り当て領域」の間に、どうしても消せない「回復パーティション」が挟まっていて結合できない……というトラブルは、クローン作成後によくあるお悩みですよね。
EaseUS Partition Masterの無料版を使えば、こうした複雑な状況でも、視覚的にわかりやすい画面で簡単に操作ができるとされています。

実際の手順を一緒に見ていきましょう

EaseUS Partition Masterを使ってパーティション分割を戻す手順は、驚くほどシンプルです。
一緒に流れを確認してみましょう。

  • ステップ1:まず、EaseUSの公式サイトから「EaseUS Partition Master」の無料版をダウンロードし、パソコンにインストールします。
  • ステップ2:ソフトを起動すると、パソコンに繋がっているSSDやHDDの状態が、色分けされたブロックのようにわかりやすく表示されます。
  • ステップ3:結合したいパーティション(例えばCドライブ)の上にマウスの矢印を合わせ、右クリックします。
  • ステップ4:出てきたメニューの中から「マージ」または「結合」という項目を選びます。
  • ステップ5:一緒にくっつけたい別のパーティション(Dドライブや未割り当て領域など)にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
  • ステップ6:画面の左上にある「タスクの実行」ボタンを押し、最後に「適用」をクリックすれば作業が始まります。

まるでパズルをくっつけるような感覚で、直感的に操作できるのが嬉しいですよね。
ただし、いくらデータを保持したまま結合できるツールとはいえ、万が一のシステムエラーに備えて、事前のバックアップだけは忘れないようにしてくださいね。

2. Windows標準の「ディスクの管理」を使う方法

次にご紹介するのは、Windowsに最初から備わっている「ディスクの管理」という機能を使う方法です。
「新しいソフトをパソコンにインストールするのは、なんだか抵抗があるな……」という方には、こちらの方法が向いているかもしれませんね。

ただし、先ほどもお伝えした通り、この方法でパーティション分割を戻すには、結合される側のドライブ(例えばDドライブ)を一度削除して「未割り当て」にする必要があります。
そのため、Dドライブに入っているデータは事前に必ず別の場所(USBメモリなど)にコピーして退避させておかなければなりません。
少し手間はかかりますが、Windowsの標準機能だけで完結するのは安心感がありますよね。

ディスクの管理を使った具体的な手順

それでは、ディスクの管理を使ってCドライブとDドライブを1つに戻す手順を追ってみましょう。
操作を間違えないように、ゆっくり進めてくださいね。

  • ステップ1:まず、Windowsの「スタートボタン(窓のマーク)」を右クリックします。
  • ステップ2:表示されたメニューの中から「ディスクの管理」をクリックして開きます。
  • ステップ3:画面の下半分に、SSDのブロックが表示されます。ここで、削除してもよいDドライブを右クリックします。
  • ステップ4:「ボリュームの削除」を選びます。「データがすべて消去されます」という警告が出ますが、バックアップが済んでいれば「はい」をクリックします。
  • ステップ5:すると、Dドライブだった場所が黒い帯の「未割り当て」という状態に変わります。
  • ステップ6:次に、容量を増やしたいCドライブを右クリックし、「ボリュームの拡張」を選びます。
  • ステップ7:「ボリュームの拡張ウィザード」という画面が出るので、「次へ」を押し、追加する容量(通常は最大値が自動で入っています)を確認して「次へ」→「完了」と進みます。

これで、分割されていたSSDが1つの大きなCドライブとして統合されました。
もし、最初からクローン作成などで「未割り当て領域」ができている場合は、ステップ3〜5を飛ばして、いきなりCドライブの「ボリュームの拡張」から始めることができますよ。

もし「ボリュームの拡張」がグレーで押せない時は?

ディスクの管理を使っていると、Cドライブを右クリックしても「ボリュームの拡張」という文字が薄いグレーになっていて、クリックできないことがあります。
これって、どうしていいかわからず焦ってしまいますよね。
実はこれ、Cドライブと未割り当て領域の間に「回復パーティション」などの別の領域が挟まっていることが原因なんですね。

Windowsのディスクの管理では、すぐ右隣に未割り当て領域がないと、ボリュームを広げることができないというルールがあるんです。
このような状態になってしまった場合は、先ほどご紹介した「EaseUS Partition Master」を使うか、次にご紹介する「Diskpart」という少し高度な方法を使う必要があります。

3. 上級者向けのコマンド操作「Diskpart」を活用する方法

最後にご紹介するのは、Windowsの「コマンドプロンプト」という黒い画面を使い、「Diskpart(ディスクパート)」というコマンドを入力してパーティションを操作する方法です。
最近、YouTubeなどの動画サイトでも、クローン後の未割り当て問題を解決するチュートリアルとして、このDiskpartを活用する動画が急増していると言われています。

この方法は、マウスでクリックするのではなく、キーボードで英語の命令(コマンド)を直接打ち込んでパソコンに指示を出します。
管理者権限で実行するため動作が非常に速く、ディスクの管理では削除できない「回復パーティション」なども強制的に削除できるという強力なメリットがあります。
その反面、入力する文字を一つでも間違えると、全く関係ない大切なデータを消してしまう危険性があるため、エラーが多発しやすい上級者向けの方法とされています。

コマンドプロンプトでの具体的な入力手順

「難しそう……」と思うかもしれませんが、手順通りに正確に入力すれば大丈夫です。
ここでは、Cドライブと未割り当て領域の間に挟まって邪魔になっている「回復パーティション」を削除し、Cドライブを拡張(extend)する流れをご紹介しますね。
※操作前には、必ず対象のディスクの容量などをメモしておき、間違えないように確認しながら進めてください。

  • ステップ1:タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を「管理者として実行」で開きます。
  • ステップ2:黒い画面が出たら、半角英数で diskpart と入力し、Enterキーを押します。
  • ステップ3:次に list volume と入力しEnterを押すと、パソコン内のすべてのボリューム(ドライブ)が一覧で表示されます。
  • ステップ4:一覧の中から、削除したい回復パーティションの番号(例:Volume 3など)を見つけます。容量(サイズ)を見て判断するのがコツです。
  • ステップ5:select volume 3(3の部分は実際の番号)と入力しEnterを押して、対象を選択します。
  • ステップ6:delete volume override と入力しEnterを押すと、そのパーティションが強制的に削除され、未割り当て領域になります。
  • ステップ7:続いて、拡張したいCドライブを選択するために select volume 1(1はCドライブの番号)と入力しEnterを押します。
  • ステップ8:最後に extend と入力しEnterを押すと、Cドライブが未割り当て領域を吸収して拡張されます。
  • ステップ9:exit と入力してDiskpartを終了します。

黒い画面に文字を打ち込むのは、まるでプログラマーになったみたいで少しドキドキしますよね。
でも、この方法を知っておくと、どうしても解決できないパーティションのトラブルに直面した時に、とても強い味方になってくれるはずですよ。

SSDのパーティション分割を戻す際のポイントを整理しましょう

SSDのパーティション分割を戻す際のポイントを整理しましょう

ここまで、SSDのパーティション分割を戻すための3つの方法について詳しく見てきました。
色々な情報が出てきたので、少し頭の中を整理しておきましょうね。

まず、一番大切なことは「事前のバックアップを絶対に忘れないこと」でしたね。
どの方法を選ぶにしても、万が一のトラブルでデータを失わないための命綱になります。

そして、具体的な方法としては以下の3つがありました。
・データを消さずに、視覚的にわかりやすく安全に結合したいなら「EaseUS Partition Master」などの無料ツールを使うのがおすすめです。
・新しいソフトを入れたくなくて、自分でデータを退避できるなら、Windows標準の「ディスクの管理」を使うのがシンプルですね。
・クローン作成後などで、間に邪魔なパーティションがあってディスクの管理ではどうにもならない場合は、上級者向けの「Diskpart」コマンドに挑戦してみるのも一つの手です。

ご自身の状況に合わせて、無理のない方法を選んでみてくださいね。
もし、どうしても自分でやるのが不安な場合は、パソコンに詳しい友人や、専門のサポート業者に相談してみるのも決して恥ずかしいことではありませんよ。

焦らずゆっくり、快適なパソコン環境を取り戻しましょう

焦らずゆっくり、快適なパソコン環境を取り戻しましょう

「SSD パーティション分割 戻す」という操作は、普段パソコンを使っていてもあまりやる機会がないので、最初はとても難しくてハードルが高く感じるかもしれませんね。
「失敗してパソコンが壊れたらどうしよう……」と不安になる気持ち、とてもよくわかります。

でも、今回ご紹介した手順を一つずつ丁寧に確認しながら進めていけば、きっとあなたにもできるはずですよ。
まずは焦らずに、外付けHDDやUSBメモリを用意して、大切な写真や書類のバックアップを取ることから始めてみませんか?
準備がしっかりできていれば、心に余裕を持って作業に臨むことができますよね。

SSDの容量が1つにまとまって広々と使えるようになれば、容量不足の警告にビクビクすることもなくなりますし、新しいアプリを入れたり、動画を保存したりするのもずっと楽しくなるはずです。
ぜひこの記事を参考にしながら、より快適でストレスのないパソコンライフを取り戻してくださいね。
あなたのパソコン操作がうまくいくよう、心から応援しています!