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SSD電源投入回数 1万回は寿命?原因や3つの対策などをご紹介!

ssd 電源投入回数 1万回は寿命?原因や3つの対策などをご紹介!

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パソコンの健康状態をチェックするソフトを開いてみたら、信じられないような数字を目にしてドキッとしたことはありませんか?
「あれ、こんなにパソコンの電源を入れたり切ったりした覚えはないのに…」と、なんだかとても不安になってしまいますよね。
特に大切な写真やお仕事のデータが入っていると、突然壊れてしまうのではないかと心配になるお気持ち、すごくよくわかります。

毎日大切に使っているパソコンだからこそ、見慣れない数字が出ると焦ってしまいますよね。
でも、どうか安心してくださいね。
実は、この数字が意味していることは、私たちが想像している「電源ボタンを押した回数」とは少し違うかもしれないんです。

この記事では、そんなあなたの疑問や不安を、一つひとつ優しく解きほぐしていきます。
最後まで読んでいただければ、今のパソコンの状態がどうなっているのかがスッキリとわかり、これからどうやって使っていけば大切なパソコンを長持ちさせることができるのか、具体的な方法が見えてきますよ。
難しい専門用語もできるだけわかりやすくお話ししていきますので、一緒に、大切なパソコンとの上手な付き合い方を見ていきましょうね。

1万回に達してもすぐに故障するわけではありません

1万回に達してもすぐに故障するわけではありません

パソコンの健康状態を確認するツールで、ふと目にした数字。
それが1万回という大きな数字だと、「もう寿命なのかな…」と落ち込んでしまうかもしれませんね。
でも、結論からお伝えすると、この数字が1万回に達したからといって、すぐにパソコンが壊れてしまうわけではないとされているんです。

この「電源投入回数」という項目は、専門的な言葉で「S.M.A.R.T.(スマート)情報」と呼ばれる、パソコンの自己診断機能が記録しているデータの一つなんですね。
確かに、1万回という数字はとても大きく感じられますし、普通に使っていて数ヶ月や1年でこの数字になるのは、少し珍しいペースかもしれません。
ですが、この回数そのものが直接的な故障の原因になることは少ないと言われているんですよ。

私たち人間で例えるなら、まばたきをした回数のようなものかもしれませんね。
まばたきをたくさんしたからといって、すぐに目が悪くなるわけではないのと同じように、パソコンの内部の部品も、オンとオフを繰り返しただけで寿命を迎えるようなやわな作りにはなっていないとされています。
本当に気にすべきなのは、回数よりも「どれくらいのデータを読み書きしたか」という別の指標なんですね。

ですので、まずは「1万回=即故障」という心配は手放していただいて大丈夫ですよ。
深呼吸をして、どうしてこんなに数字が増えてしまったのか、そして本当の寿命のサインはどこを見ればいいのかを、これから一緒にゆっくりと確認していきましょうね。
きっと、「なーんだ、そういうことだったのか」と安心していただけるはずです。

なぜ電源投入回数が急増するの?寿命との本当の関係

なぜ電源投入回数が急増するの?寿命との本当の関係

「すぐに壊れるわけじゃないのはわかったけれど、じゃあなんでこんなに回数が増えているの?」
そんな疑問が湧いてきますよね。
ここでは、そのカウントの仕組みと、パソコンの本当の寿命について、少しだけ詳しくお話しさせてくださいね。

電源投入回数が意味するものとは?

そもそも、この「電源投入回数」というのは、私たちがパソコンの電源ボタンをポチッと押した回数だけを数えているわけではないんです。
パソコンの内部にある記憶装置(SSDやHDDと呼ばれます)が、「休んでいる状態から目覚めて、働く準備ができた回数」を記録しているんですね。

たとえば、私たちがちょっと席を外したときに、パソコンの画面が暗くなってお休みモード(スリープ)に入ることがありますよね。
そして、マウスを動かしたりキーボードを叩いたりすると、また画面が明るくなって使えるようになります。
実は、この「お休みモードから目覚める」という動作のたびに、内部では「電源が1回入った」とカウントされてしまうことがあるとされているんです。

もし、1日に何度も細かくお休みモードに入ったり目覚めたりを繰り返していると、私たちが思っている以上のスピードで、このカウントがどんどん増えていってしまうんですね。
だから、「自分ではそんなに電源を入れたり切ったりしていないのに!」と感じるのは、決してあなたの気のせいではないんですよ。
パソコンが気を利かせて、こまめに省エネモードになってくれている結果かもしれないんですね。

SSDの本当の寿命は「書き込み回数(TBW)」で決まる

では、本当の寿命は何で決まるのでしょうか。
最近のパソコンに多く使われている「SSD」という高速な記憶装置の場合、寿命を左右する一番のポイントは「どれくらいの量のデータを書き込んだか」だとされています。

専門用語で「TBW(総書き込みバイト数)」と呼ばれるのですが、なんだか難しそうですよね。
これは、ノートに例えるとわかりやすいかもしれません。
SSDを1冊の分厚いノートだと想像してみてください。
ノートに文字を書いて、消しゴムで消して、また新しい文字を書いて…というのを繰り返していくと、だんだん紙がすり減って、いつかは破れて書けなくなってしまいますよね。
SSDもこれと同じで、データを書いては消し、書いては消しを繰り返すことで、少しずつ消耗していくと言われているんです。

この「ノートのページがすり減る限界」が、SSDの本当の寿命の目安なんですね。
そして、最近のSSDはとっても丈夫に作られているので、普通にインターネットを見たり、文章を作ったり、動画を楽しんだりするくらいの使い方であれば、何年使ってもこの限界にはなかなか達しないとされています。
だから、電源がオンオフされた回数(ノートを開いたり閉じたりした回数)よりも、どれだけたくさん書き込みをしたか(ノートに文字を書いた量)の方が、ずっと大切なんですよ。
これを知っているだけでも、少し安心できますよね。

回数が異常に増えてしまう原因と具体的な3つの対策

回数が異常に増えてしまう原因と具体的な3つの対策

本当の寿命のサインがわかったところで、「でもやっぱり、カウントが異常に増えていくのは気持ち悪いな…」と感じる方もいらっしゃると思います。
そのお気持ち、よくわかります。
実は、特定の環境や設定によって、このカウントが急激に増えてしまうケースがいくつか報告されているんですね。
ここでは、その代表的な原因と、それを防ぐための具体的な対策を3つご紹介しますね。

原因と対策1:スリープ機能やハイブリッドスリープの影響

一番よくある原因として考えられているのが、Windowsの「スリープ」や「ハイブリッドスリープ」という機能の影響です。
パソコンをちょっと休ませるのに便利な機能ですが、裏側では細かくオンとオフを繰り返してしまうことがあるんですね。
特に「ハイブリッドスリープ」という機能は、スリープと同時にデータも保存してくれる優れものなのですが、その分、内部の装置には負担がかかりやすいとされています。

【対策:電源オプションを見直してみましょう】
この影響を減らすために、Windowsの設定を少しだけ変更してみるのがおすすめです。
手順は以下の通りです。

  • パソコンの画面下の検索窓に「コントロールパネル」と入力して開きます。
  • 「ハードウェアとサウンド」から「電源オプション」を選びます。
  • 今選ばれているプランの横にある「プラン設定の変更」をクリックします。
  • 「詳細な電源設定の変更」という文字をクリックすると、小さな窓が開きます。
  • その中の「スリープ」という項目を探して、左側の「+」マークを押して開きます。
  • 「ハイブリッドスリープを許可する」という項目を「オフ」にします。
  • 同じように「スリープ解除タイマーの許可」という項目も「無効」にします。

少し手順が多いですが、ゆっくり順番に進めれば大丈夫ですよ。
この設定をするだけで、勝手にパソコンが目覚めてカウントが増えてしまうのを防ぐことができると言われています。

原因と対策2:USB外付けケースやネットワーク設定の影響

もし、あなたがSSDをパソコンの内部ではなく、USBのケーブルでつなぐ「外付けケース」に入れて使っている場合は、それが原因かもしれません。
外付けケースの種類によっては、パソコンとの通信が少しでも途切れると「電源が切れた」、また通信が再開すると「電源が入った」と勘違いして、ものすごいスピードでカウントを増やしてしまうことがあると報告されています。

また、パソコンがインターネットにつながっている状態を保つための「ネットワークアダプター」の設定が影響していることもあるそうです。
ネットワークからの信号を受け取るたびに、パソコンが少しだけ起きてしまい、それがカウントされてしまうんですね。

【対策:接続方法やネットワーク設定の確認】
外付けケースを使っている場合は、可能であれば別のケースに変えてみるか、パソコンに直接つないでみることで、カウントの急増がピタッと止まることがあるそうです。
ネットワーク設定については、少し専門的になりますが、以下の手順で確認できます。

  • 「デバイスマネージャー」を開きます。
  • 「ネットワークアダプター」を開き、お使いのアダプターを右クリックして「プロパティ」を選びます。
  • 「電源の管理」というタブを開きます。
  • 「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」という項目のチェックを外します。

これを行うことで、ネットワークからの不要な呼びかけでパソコンが目覚めるのを防ぐことができるかもしれませんね。

原因と対策3:使わない時は「シャットダウン」を心がける

最後は、とってもシンプルで、すぐにできる対策です。
それは、パソコンを長時間使わない時は、スリープではなく「シャットダウン(電源を完全に切る)」をするという習慣をつけることです。

最近のパソコンは起動がとても速いので、スリープにしておくメリットが昔ほど大きくないとも言われています。
メーカーの公式サポートなどでも、寿命を延ばすためには、使わない時はシャットダウンすることが推奨されていることが多いんですよ。

【対策:こまめなシャットダウンの習慣化】
お仕事が終わった後や、夜寝る前などは、スリープではなくしっかりとシャットダウンを選んでみてください。
完全に電源を切ることで、待機中の無駄なアクセスや、見えないところでの書き込みを防ぐことができます。
人間も、うたた寝よりもお布団でしっかり寝た方が疲れが取れるように、パソコンも完全に休ませてあげる時間を作ることで、結果的に長持ちしてくれるはずですよ。

状態を正しく把握してSSDを優しく長持ちさせましょう

状態を正しく把握してSSDを優しく長持ちさせましょう

ここまで、色々な原因や対策を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
「なんだ、そういう理由で数字が増えていたのか」と、少しでも心が軽くなっていたら嬉しいです。

パソコンの状態を確認するために、「CrystalDiskInfo(クリスタルディスクインフォ)」というソフトを使っている方も多いと思います。
このソフトは、電源投入回数だけでなく、これまでパソコンをどれくらいの時間使ってきたか(使用時間)や、現在の温度、そして何かエラーが起きていないかなど、色々な情報を教えてくれるとっても便利なツールです。
でも、表示される数字の意味をすべて完璧に理解する必要はありませんよ。

大切なのは、一つの数字が大きくなったからといって、すぐにパニックにならないことです。
今回お話ししたように、電源投入回数が1万回を超えたとしても、それがすぐに寿命を意味するわけではないとされています。
それよりも、パソコンが熱くなりすぎていないか(温度)、動作が極端に遅くなっていないかなど、日々のちょっとした変化に気を配ってあげることの方が、ずっと大切なんですね。

もし、CrystalDiskInfoで「健康状態:注意」や「異常」といった赤い文字が表示されたり、これまでとは明らかに違う変な音がしたり、動作がカクカクするようになったら、それは本当にパソコンが助けを求めているサインかもしれません。
そんな時は無理をして使い続けず、まずは大切なデータを安全な場所(USBメモリや外付けハードディスクなど)にコピーしてあげてくださいね。
パソコン本体は買い替えることができても、あなたの大切な思い出の写真や、一生懸命作ったデータは、他では買えない宝物ですからね。

大切なデータを守るために、まずは設定の確認から始めてみませんか?

大切なデータを守るために、まずは設定の確認から始めてみませんか?

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
最初は「1万回なんて、もうダメかもしれない…」と不安でいっぱいだったかもしれませんが、少しは安心していただけたでしょうか。
パソコンの仕組みって、見えないところで色々なことが起きているので、不安になるのは当然のことなんですよね。

でも、今日からはもう大丈夫です。
あなたはすでに、数字に隠された本当の意味と、パソコンを長持ちさせるための優しい使い方を知っています。
スリープの設定を見直したり、こまめにシャットダウンをしてあげたり。
ほんの少しの思いやりが、あなたのパソコンの寿命をぐんと延ばしてくれるはずですよ。

もし今、お時間があるようでしたら、さっそくパソコンの「電源オプション」の設定を一緒に確認してみませんか?
今日できる小さな設定の見直しが、明日からの安心につながります。
そして何より、あなたの大切なデータが守られることが一番ですよね。
これからも、あなたのパソコンが長く元気に、あなたの生活や仕事のパートナーとして活躍してくれることを、心から願っています。
焦らず、ゆっくりと、できることから始めてみてくださいね。